ピアノに関するコラム

ジブリ作品や北野武監督映画の音楽を手がけた久石譲

私が小さい頃から親しみのある映画といえば、ジブリ作品。
30年近く前の作品でも、ゴールデンタイムから、再放送が流れています。
時代を超えて、今もなお子ども達のこころをつかんでいるのが「 となりのトトロ 」。  


私がこどもの頃にトトロを観た時は、" トトロがわたしの所にもいたらいいなぁ " 
というあこがれの目線で観ているのに対し、大人になってからは、
ジブリ映画の独特な情景描写と、内容にマッチしたイメージソング、
テーマソングにとても惹きつけられ、子どもの頃を懐かしんで観ていました。


感じ方が違う大人と子どもですが、誰でも惹かれる魅力ある作品なのがジブリ映画ですね。


ジブリ映画の多くが宮崎駿監督というのは有名ですが、
実は宮崎駿監督作品の『風の谷のナウシカ』以来、『風立ちぬ』に至る
29年間全ての長編アニメーション映画の音楽を手がけているのが久石譲さんです。


「 となりのトトロ 」で使われている、
「 さんぽ 」、「 となりのトトロ 」、「 風のとおり道 」なども久石さんの楽曲です。


私が久石譲の曲に関心を持ったのが高校生の頃ですー。


当時、北野武監督作品映画 「 菊次郎と、さき 」 の
映画CMとともに流れるピアノ曲が気になっていました。


たまに訪れる " ピアノで弾いてみたい!! "  という気持ち・・。
でも、特にこの曲の題名を探したりすることはしませんでした。


ある時、ピアノ教室で " 最近何か弾きたい曲ある? " と先生に聞かれたので、
" 曲の題名も映画のタイトルも知らないけどあの、北野武が監督の・・ " と答えたら、
先生はすぐに" えーーっと・・ "  と言いながら教室にある楽譜の本を取り出して、
" これじゃない?? "と、探し出してくれたのが、久石譲 作曲の「 summer 」 だったんです。


summerはこんな曲です。


私が初めに聞いた時のこの曲のイメージは透き通ったきれいな小川が
少し早く流れるようなメロディーで、もしも私がもう一つ題名ををつけるなら、
「 ひと時の夏の思い出 」  ですかね。。


summerは後に、車のCM曲にも使用される事になるぐらい、有名な曲となりましたが、
久石さんは北野武監督作品にもたくさんの音楽を手がけており、
「あの夏、いちばん静かな海。」から「Dolls」に至る7作品全て久石さんの楽曲です。


summerに出会ってから、久石さんの楽曲にとても興味をもち、
他の楽曲も弾いてみたかったので、どんな音楽を作曲しているのか調べました。


そこで初めてジブリの歌の多くを久石さんが手がけているということを知ったんです。


風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、となりのトトロ、魔女の宅急便、もののけ姫、千と千尋の神隠し・・ 
など、この曲も?これも・・!! 


目を疑うように、今まで馴染みある曲の多くを久石さんが手がけていたことに驚きました。


久石譲さんの本名は、藤澤守。


当時人気だったアメリカの音楽家クインシー・ジョーンズの名前をもじって付けたもの。
長野県中野市出身で、長野県須坂高等学校を経て、国立音楽大学作曲科卒業しています。


映画音楽を中心に手がけていますが、ソロ活動も行っていて、
指揮・演奏・プロデュースも手掛けるソロアルバムもリリースしています。


一部の楽曲ではボーカルも担当しているなど、ジャンルにとらわれず、音楽に幅広く精通している方です。


動画サイトでは、久石さんが指揮するコンサートの映像が見られますが、
テレビではめったに見かけることはないので、どんな人なんだろうか気になるところですが、
ある情報では朝起きるとまずピアノの練習から初め、昼1時頃から夜の12時頃まで曲作りをすると、
家に帰宅して、クラシックのスコアを研究するという生活習慣のようですね。


だから1日を通してほぼ頭のなかはピアノや音楽のこと一色。
普段他の何かに時間を使ったり寝る時間が少なくても構わない、
ストイックな性格の方なんでしょうね。


子供の頃から音楽の道へ?


久石さんは、4歳からヴァイオリンを習い、父に連れられて、
年間約300本の映画を4年続けて見たことが、現在の仕事に大きく影響を与えてたそうです。 

                        
中学生の時には、吹奏楽部でトランペットを担当し、
この時に演奏することよりも、譜面に書いたものを周りに聴いてもらえることが
嬉しいと感じたことから作曲家を目指すキッカケになったそうです。


高校生になると、和声や対位法などの音楽理論を学ぶようになり、
これまでに多くの有名作曲家を排出している島岡 譲のもとで月2回上京してレッスンを受けていたそうです。


国立音楽大学作曲科の時も、引き続き島岡譲に師事します。
その頃から、コンサートに楽曲提供したりプロデュースを行ったりしています。


卒業後も、アンサンブルグループを結成してコンサート活動をしたり、
TVアニメの楽曲を担当したり、数々の楽曲の編曲をしていたそうです。


32歳になる年には、自身の事務所となる「ワンダーシティ」が設立され、
本格的なソロアーティストとしての活動を開始します。


転機


転機となったのは、その約2年後の、宮崎駿監督による劇場長編アニメーション
「 風の谷のナウシカ 」 の音楽担当に抜擢されたことから。


当初の音楽担当者の楽曲が、映画のイメージに合わないという理由から、
この頃はまだ無名だった久石譲が起用されることになったそうです。


その後、一躍脚光をあび、自身のレコーディングスタジオ「ワンダーステーション」を設立、
1992年より3年連続で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞するなど、
現在に至るまで、数多くの賞を受賞しており、目まぐるしい活躍をしています。


久石譲さんの存在を知ってからというもの、CMで " あ、この曲いいな! "  
と思って誰の曲か調べてみると、たまたま久石さんの楽曲だったということが数回ありました。


それは、伊右衛門のCM曲「Oriental Wind」や、
トヨタのハイブリッド車のCMで使われていた「アシタカとサン」です。


久石さんの楽曲は、明るくて、穏やかで幻想的なものが多く、
全体的にみると曲調がが統一しているような気もしますが、
その一つ一つが独創的で存在感があるので、どれも同じ人物が作曲したとは思えません。


日本を代表し、世界にも通用するすばらしい音楽家だと思います。
尊敬しています。



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